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 Link N8の変速は前後にガチャガチャ回すグリップシフト仕様。変速自体にに不便はないのですが、幅を食うので右手を置く場所が少なくなるのがやや不満。バーエンドをつけるにも一旦グリップを外して切るなり交換するなり必要なので、いっそのことシフターも換えちまえと購入。

 シマノの8スピード用シフター。変速はリアだけなので、右側だけ。あんまりバラ売りしているところがなかったので、大した選択の余地もなく楽天で購入しました。気を抜くとスパム祭りになるからあんまり使いたくないんですけどね。

 これまで色々自転車をいじってきましたが、駆動系の部品交換は今回初めて。といってもアウターケーブルはそのままなので、元々ついてるシフターとワイヤーを引っこ抜いて挿し換えるだけ。特に失敗もなくできました。

 ワイヤーを引っ張ると軽いギア、緩めるとバネで重いギアへ。8スピード用というのは要するに8枚ギアに対して調度良い幅でワイヤーを引くというだけ。理屈では分かってましたが、実際触ってみると本当にシンプルな仕組みですねえ。

 全部プロに任せるのもいいですが、できるところから少しづつ自分でやるようにすると急速に理解が深まります。幸い今は大抵のことはネットで調べられますし、調整とか失敗したらショップに持ち込めばいいしね。

 ちなみにワイヤーが1日でものすごい初期のびして、変速がめちゃくちゃになりました。説明書にはワイヤー張ってから引っ張れって書いてあったんだけど、Link N8は全面的にアウターケーブルで覆われてるから引っ張る余地がなかったんですよね。

 伸びたとこで再調整して今は問題なしです。快適。

 ちゃんとした自転車用ウェアを買ったのはこれが初めて。この外見ですからどうやっても普段着に転用はできませんが、流石に専用なだけあって色々便利。背中のポケットとか、部分部分で使われている反射素材とか。

 前面は風を通さない素材でできていて、背面は通気性が良く汗が抜けやすい。内側は起毛で暖か。霜が降りてる程度の気温だったらコレとインナー1枚だけでも乗り切れそうな感じ。走ってりゃ体はガンガン発熱するので、風さえ抜けなければそれで保温は十分だったりする。

 まあ、止まると寒くなるんで休憩なしで走る場合に限りますが。つまり自動的に「止まると死ぬ」といった心意気で走り続けられるので便利。

 便利なのか。

 あとインナーはユニクロのヒートテックとか着ると汗が全然乾かずにあっという間に冷えますので、ちゃんとスポーツ用の買ったほうが良いです。

 SPD仕様のシューズ。MTB向けだからといってロードに使っていけない道理はありません。ロングライドのついでにいろいろ見て回るなら歩きやすいシューズの方が良いですからね。

 見た目よりは履き心地重視で。いくつか試着したところ、これは柔らかめでフィット感が良かったので購入。柔らかいというのはつまりペダリングの力が逃げやすいということでもあるのですが、そこまで気にするならそもそもロード用のSPD-SLを選んでます。

 カジュアルなスタイルの紐靴ですが、しっかり漕げるようにギュッと締めるといちいち脱ぎ履きする時に緩めるのが面倒くさいということはあります。かといってベルクロタイプの靴はあんま好きじゃないので悩みどころ。まあ当分はこれで。 

 ロードバイクは完成車でもペダルは付属しておらず、用途に合わせて選ぶのが普通です。

 主に使われるのは、専用の靴と固定できるビンディング付きのペダル。ビンディングもいくつか種類があるんですが、もっとも普及しているシマノの規格はSPDとSPD-SLの二種類。大別するとSPDはマウンテンバイク用、SPD-SLはロード用となります。

 違いはというと、クリート(固定具)の形状と大きさ。山道を歩くこともあるSPDは小さめのクリートがソールの中に埋まってる感じ。SPD-SLは馬鹿でかいクリートが靴底で主張しまくり。ロクに歩けない代わりにペダルはガッチリ固定できて効率が高いという代物です。

 俺は気の向くままに走って、気の向くままに寄り道回り道をしたいので、ロードだけど歩けるSPDを選びました。このペダルは片面ビンディング、片面フラットのタイプ。私服と合わせた普通の靴で乗ったりもするので。

 靴に合わせた面をいちいち上向きにしなければならない煩わしさはありますが、慣れてしまえば逆面を踏んでも足裏の感覚だけで簡単に修正可能です。

 足を外し損ねての立ちゴケは2回しましたが、もう慣れました。(立ちゴケすることに)

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