カテゴリ:読了 > 漫画

カラスヤサトシ


 アフタヌーンの読者投稿欄に隙間を埋めるようにちーっちゃく載っているのがこの4コマ漫画です。どう見ても投稿の一つなのですが、さりげなく連載。主だった連載を読み終わってからこの漫画に気づくとちょっと得した気分。単行本化に際してスゲエ適当なタイトルが付きました。続きを読む

暴れん坊本屋さん (1)


 社会人になってからというもの、人の仕事話が面白くて仕方ない。

 俺の後輩に市役所に勤めている奴がいるんですが、そいつの仕事は簡単に言うと「市民相談」。市役所の主な業務は各種証明書の発行。税金・年金・福祉といったものがメインとなるわけですが、「その他」に括られる市民からの相談を引き受けるのが彼の仕事です。

 「あのー。調理師になりたいんですが」

 じゃあ私はウェブデザイナーになるわ。 なぜ市役所へ聞きに行く?続きを読む

シグルイ (6)


 「手からビームですよ金井君」。

 いや、深い意味はないです。今回は紹介ではなく純然たる感想なので「シグルイ」を知らない人へのフォローは全くありません。続きを読む

へうげもの (1)


 ひょうげもの。   おどけた言動をする人。剽軽者(ひようきんもの)。〔「剽げ者」と書けば、歴史的仮名遣いはヘウゲモノ〕(goo辞書より)

 山田芳裕の漫画は本当にどれも面白い。山田漫画のキャラクターは皆全身がゴムで出来てんじゃねーかと思うほどに表情が歪み、パースの限度を超えて手足を伸ばし、捩じる。でもそんな決して爽やかではない絵柄の中に溢れんばかりの生命力を感じることができるのです。続きを読む

凹村戦争(おうそんせんそう)


 良くも悪くも「ヴィレッジヴァンガードで平積みされそうな本」だなあ。最近行ってないが多分されてるだろう。西島大介コーナーとか作って。

 こういうサブカル的というかむしろヴィレッジヴァンガード的なものには色々と屈折した感想を抱きがちな俺でございます。好きなんだけど手放しで褒めたくないというか。単にヴィレッジヴァンガードが嫌いなだけかも知れん。行くと楽しいんだけども。続きを読む

よみきりもの (3)


 3巻だけ。何でこれ買ったかというと「耳かきお蝶」と同じ理由です。

 そんな訳で俺と同じ嗜好を持つ変態、もといニッチ層に勧めたいのがこの3巻収録の「遠くの呼び声」。いや、結構居るんですよ「耳かきお蝶」でこのサイトを検索してくる人。続きを読む

 「ドーピングコンソメスープ(DCS)」で一大ブレイクを果たした「魔人探偵脳噛ネウロ」が連載一周年。巻頭カラーで人気投票をやってます。

 DCS以降も安定した狂気を見せていた「ネウロ」ですが、俺はDCSに関してだけはまぐれ当たりというか、真面目に描いた上でやらかしちゃっただけだと思っていたのですよ(参考:「魔城ガッデム」)。でも今週の人気投票を見て考えが変わった。
君が好きなキャラ(1〜90、A〜Oの全てから1人)と好きな犯人(A〜Oの中から。好きなキャラと同じでもOK)を選んで応募!

「1周年までこさせて頂いて有難うございます!! ザコキャラまで命名したので人気投票も是非送ってください」 <優征>続きを読む

道士郎でござる (5)


 スパーンと打ち切られましたね。面白かったのに。

 「今日から俺は!」のヒット以来、西森博之は高校ヤンキーもの(かなり大雑把な括りですが)を描き続けているわけですが、それぞれが個性的な独特のエッセンスで味付けされていて、単なる自己模倣には終らない。今回ヤンキーワールドにブチ込まれたのは武士。武士?続きを読む

天体戦士サンレッド (1)


 世界の命運を賭けた正義と悪の戦い。ただし舞台は川崎。

 悪の組織「フロシャイム」の怪人達は割烹着が似合うヴァンプ将軍に率いられ、まあ、なんかこう、正義のヒーロー・サンレッド(チンピラ)と戦う。必ずボコられるけど戦う。コンクリートブロックとかでボコられるけど戦う。それが悪の怪人の仕事だから。続きを読む

リンガフランカ


 アフタヌーンでの連載中は一番続きが気になってた漫画でした。

 有名な落語家を父に持つ売れない芸人の笑太はファミレスでお笑いの台本を書いていた岸辺のネタに思わずツッコむ。10分後には相方の居ない岸辺に無理矢理連れられて芸人バトルのマルMグランプリに出場することに。ピンでは全く面白くなかった笑太が岸辺と組むことでツッコミの才能を発揮していく。続きを読む

バカ姉弟 (1)


 とにかくご姉弟が可愛いすぎる。

 バカ姉弟は3歳児。両親が世界中を飛び回っているので二人暮し。でも彼らはたくましいし聡明なので天真爛漫に楽しい日々を送るのです。続きを読む

けものとチャット (1)


 猫と喋れる女子高生の日常4コマ。自他共に認める猫好きの俺ですから今まで随分と多くの猫漫画を読んできましたが、こんなに斬新なのは初めて。いや、「猫と喋れる」って設定がじゃなくてね。続きを読む

耳かきお蝶 (1)


 俺を含め、世の中には耳かきマニアというのが相当数居るのですよ。耳かきという「道具」の蒐集家のことではなく(そういう人もいますが)、耳かきという「行為」の方に無上の喜びを感じるという嗜好の持ち主。行く所まで行ってしまうと、人が耳かきをされているのを見るだけでもイイ気分になってしまうという。続きを読む

映画に毛が3本!


 今は亡きヤングマガジンUPPERSに連載されていた黒田硫黄の漫画による映画評。2003年9月5日に第1刷発行だって。まさか単行本にまとまっていたとは。それもとっくの昔に。全然気が付かなかった。続きを読む

まほおつかいミミッチ (2)


 IKKIはドロヘドロの為だけに読んでいたが、最近はこれも読む。続きを読む

シグルイ (5)


 三重を後ろから抱きかかえ、四足獣の肝(生)をその口に突っ込む虎眼(親心)。自分で平らげてる虎眼。放心して横たわる三重。この4ページの完成度の高さと言ったら何度見ても喉の奥から「ゴフッ」と吹き出す有様です。今だってこれを書くために読み返ゴフッ。何これ。続きを読む

もやしもん (1)


 非常にインパクトのある表紙と帯ですが、これでジャケ買いする人もそうはいないよなあ。偶々寄った書店で手書きポップ付きの紹介をされていなければ俺もスルーしていたので店員様々といったところでしょうか。

 農大というある種特殊な環境を描いている漫画なのですが、主人公には「菌が見える」「掴める」「話せる」という能力があります。続きを読む

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