先日のは体調とか路面が悪い時のためのサブ通勤ルートの話。こっちが本命。
以前も書いたように、15km弱の道のりを荷物担いで走るのは嫌なので会社直通の自転車通勤は保留していましたが、そのために欲しかったモノがようやく入荷されたので実行に移した次第。
今のチャリ
この頃から一年弱の間にいろいろ交換してます。まずは通勤関係ないとこから。
■ハンドル&ステム
以前は長時間乗ってると小指が痺れてきてたんですよね。道の微妙な凹凸を拾ってその振動が手に来ているのかなと思い、振動吸収性の良いカーボンハンドルに変更。
結論から言うと、手がしびれていたのは俺の乗車姿勢が悪くて体重が無駄に手元にかかっていたせい。振動は関係無かったのですが、この交換はなかなか良かった。ハンドルのついでにステムも試しに10cmから9cmのものに変更したのですが、上体のポジションに余裕ができたのか、随分楽になりました。
そもそも俺、最初に全身測定した時に「手ェ短いですねー(笑)」とか言われてたので(両腕を伸ばした長さが身長より10cmぐらい短かった)、ハンドルを少しだけ手前に持ってきたのは正解だったのでしょう。足に言及されなかったのは優しさゆえではなくて、短くなかったのだと思いたい。
上ハン部がちょっと手前に湾曲しているのも握りやすくて、リラックスした姿勢でのほほんと走る時にも丁度良いです。
■サドル
何だか色々と痺れてばっかなんですが、最初についてきたサドルは股が痺れました。そんで真ん中に穴が空いてるタイプのサドルを探そうと。
これは非常にイイ! 当然ながら会陰部への圧力はなくなるので痺れが消え。その分荷重がかかるであろう坐骨部も微妙な湾曲で俺の尻にはぴったりフィット。見事に荷重が分散されます。その状態に至るまでは何度かの試乗と調整が必要でしたが、今では全く痛みが出ません。
何がいいって、通勤時にレーパン不要なのが最高。着替えの煩わしさゼロ。
よく自分に合うサドルを探すことは「旅」と称されますが、俺はもうずっとこれでいいかも。
旅、超短かった。
■タイヤ
単純に寿命で交換。
RD400を買った時点でこのPro3がついていたので他と比べての良し悪しについては語れないのですが、不満は全くありません。乗り味の評判は良いようですし、カラバリも充実。
フレームのカラーリングに合わせてオレンジが欲しかったというのも選んだ理由のひとつ。前後輪ともオレンジにしたらちょっとタイヤの主張が強すぎたので、前輪は黒を買い足し。前後の色が違って何だかオサレ上級者みたいになってしまった。
チャリだけが。
■サイコン
CATEYEのCC-RD400DWで必要十分、全く問題はなかったのですが、嫁さんのチャリを購入するときにちょっと援助してあげてEdge800を付けたら、その万能ロガーぶりがちょっと羨ましくなってしまって。
ナビはもう持ってるし、欲しいのは走行記録だけなので地図なしのEdge500を購入。
付属のTraining Centerというアプリで、PCにデータを取り込み。速度やケイデンスは勿論、GPSログからルートや標高、心拍計をつけていれば心拍数も記録して時間や距離でプロットできます。
勝手にログが溜まっていくのってワクワクするじゃないですか。
見ての通りでややデカイですが、画面の見やすさや表示情報の多さとトレードオフと考えれば悪くない。性能から考えればコストパフォーマンス的には最高なんじゃないでしょうか。
まあ、これを買う踏ん切りがついちゃった時点で自分の金銭感覚が狂ってしまってるなとは思いますが。
■ライト
このデザイン好きだなあ。
自転車用のライトって、妙に厳ついか妙に安っぽいか妙に奇抜なデザインかのどれかなんですが、そこにこのblinderのリリース。速攻飛びつきましたとも。
コンパクトで高級感のあるアルミのフェイスパネル。高輝度LEDで電池交換不要のUSB充電。knog得意のシリコンゴムで取り付け取り外しも非常に簡単、と言うことなし。
なのですが、正直に言うとこのシリコンゴムが切れました。それも2回。1回目は不良品として交換してもらったんですが、2回目に同じように切れた時点でこれは構造上の問題だと諦めました。
リアは31.6mm径のシートポストに付けてたんですが、乗らないでも勝手に切れてる。2回とも室内で切れたので紛失せずに済んだのだけが救いです。
「blinder 切れた」で検索すると同じ状態の人がチラホラと。ライトとしての性能は本当に満足しているので、しっかり対応して欲しいところです。
■マウント
通常サイコンはステムやハンドルにつけたりするのですが、こいつを使ってほんのちょっとだけ前に出してやると見下ろす首の角度が浅くなってグッと見やすくなるのです。
blinderのフロントライトもここ。マウント部の径は22.2mmなので流石にゴムは切れそうにありません。こうやって安心して取り付けられる場所がある人にはオススメのライトなんですよ、ほんとに。
■ロック
俺、結構腹が弱いのです。基本ロードは道端に駐輪しませんが、どうしても、どうしても腹が痛くて耐えられない緊急時用にある程度の堅牢さと携帯性を持ち合わせたロックが欲しかった。
このmuffinは鋼板を繋ぎあわせたフォールディングタイプのロックなんですが、取り回しがよくて重宝します。というのも一つ一つの鋼板が分厚く短めになっていて、形状に融通がききやすいから。接合部が多いというのは脆さにもつながりますが、その辺はバランスで。円柱状の奇抜な形ですが、収納時に折りたたむのでなくクルクル巻けるので手間がない。
シートポストなどに固定できるブラケットも付属していて携帯性も抜群なんですが、通勤用にリアキャリアを付ける関係で使えなくなってしまいました。
んで、持ち運び方を考えてたら、なんとまあドリンクホルダーにぴったり。
あえてこのサイズにしたのかと思うほどに。ここに入れてたツールボトルはそのままバッグの中に入れてしまおう。
通勤アイテム
■ペダル&反射板
通勤にビンディングシューズはねーだろ、ってことで平日はフラットペダルに付け替えています。
一応SPDペダルも片面フラットのやつなんで普通の靴で踏めるのですが、うっかりビンディング面を踏んでしまうと足裏にゴリッとなかなか不愉快。ビンディングシューズ時のフラット面は街乗りで何かと便利なのですが。
うん。グロッシーグレーのチェーンリングとクランクに銀ピカのペダルが絶望的に合わねぇ。
でもMKSのペダルは評判がいいだけあって、こんな安ペダルでも非常にスムーズに回ります。ベアリングの精度でしょうかね。日本の工業製品って感じでステキ。
余談ですが、このペダルリフレクターみたいな数百円の自転車小物、在庫さえあればヨドバシドットコムが送料無料でネット通販最強だったりします。Amazonはマーケットプレイスで送料の方が高いことが多いし、楽天は言うまでもなし。
■パニアバッグ
できるだけ荷物は背負いたくないので、ロード通勤はこのパニアバッグの入荷待ちでした。
実際は待ちきれずに入荷前から何度かやってるのですが、流石のRACE EXP AIRでも肩のストラップが当たる部分は汗に湿る。やっぱり背負わないに越したことはありません。
で、このパニアバッグはハーネスを取り付けてバックパックのようにも使用できるという代物。普段は自転車に括りつけて、雨の日は背負っていけばいちいち中身を入れ替えて使わなくて済むので楽かなと。意外とデカかったので通勤で背負うには少々大げさな気もしますが。
こいつはオルトリーブのQL3システム対応で、専用のアタッチメントをキャリアに取り付け、そこにワンタッチでバッグを付け外しできるようになっています。
三箇所あるフック部分でアタッチメントの突起部をガッチリキャッチしてロック。外すときは上に引っ張るだけ。このVarioは一世代前のQL2システムのモデルもありますが、固定用のパーツが全てバッグ側についているため、体にあたって痛いという理由で改良されたようです。
ただQL3は専用アタッチメントが日本だと4400円と無駄に高いのね(当然1つは付属してます)。ユーロ圏では税込でも1500円しないということを考えると、代理店さんちょっと乗っけすぎじゃねーの、と思わなくもない。複数台の自転車で使おうとするならばQL2の方が良い面もありそうです。
■リアキャリア
パニアバッグを付けるならリアキャリアが必要。とはいえ、週末ライドでは絶対に余計なモン付けたくないから脱着簡単なシートポストに付けるタイプ、それも工具不要のクイックリリースであることが必須。
そう考えるとほぼ一択でした。これ以外のクイックリリース式リアキャリアって、異様に安いノンブランドの奴しか見当たらない。走行中に下手にズレたら命に関わるし、実績あるメーカーのにしました。見た目はモッサリしてて全然好みじゃないんですがね。
QL3のアタッチメントを付けて。
折角なのでちぎれたblinderもピンバイスで穴をあけて100円ショップの結束バンドで括りつけました。充電の時はハサミでチョキンと。
まとめ
以上で通勤仕様バイクの出来上がり。
結構信号待ちもあるのでドアtoドアで45分ってとこでしょうか。電車だと徒歩と乗り換え待ち含めて1時間位なので自転車通勤のメリットを謳えますね。
ロードで通勤しようと思ったのは、職場の近くにセキュリティの高い駐輪場を確保できたから。いちいちペダルやらキャリアやら付け外ししないで良いぶんクロスのほうが楽なところも多いんですが、ロードに乗る時間を増やしたかったんですよね。
トレーニングと言っては大げさですが、楽に自転車に乗り続けられる体を作るにはやっぱり多くの距離を乗るしか無いわけで。折角盗難の心配が無いのだからロードに乗らない手はないなと。
自転車通勤を始めてからというもの、今まで以上に国道を通ることが多くなったのですが、朝晩の通勤時間帯は結構走りやすいですね。大きな道は路肩も広いし、雨が降った後の水はけが良い所が多い。朝は左端の車線がバス専用になっていたりするので暴走車両がスレスレをカッ飛んでいくこともないし、夜の街中はどうせ信号で詰まるからやはりスピードを出す車は少ない。(道によりますが。海岸通りは朝も夜も超怖い)
そう考えると、下手に裏道を選ぶよりも信号の多い大通りの方が安全だし早いように思います。いくら信号が多くてもうまくスピードを加減すれば引っかかる回数は大幅に減らせますし、裏道は逆に信号の無い交差点で毎度毎度スピードを緩めて左右の確認が必要になるから却って気を使います。
それに都内のメインストリートは走ってて楽しいですしね。例えば今の銀座通りなら毎朝開店前のアップルストアの前にiPhone5を求める行列ができてるのを見てお祭り感を感じられるし、夜のみっちり詰まったタクシーの横をスイスイ抜けていけるのは快適。不幸にも仕事が長引いて帰宅が真夜中になってしまっても、車の少ない大通りを走れるのは最高に気分が良いものです。
あとは路駐車両に10円キズを付けてもいい法律とか出来ればいいんですけど。
この頃から一年弱の間にいろいろ交換してます。まずは通勤関係ないとこから。
■ハンドル&ステム
以前は長時間乗ってると小指が痺れてきてたんですよね。道の微妙な凹凸を拾ってその振動が手に来ているのかなと思い、振動吸収性の良いカーボンハンドルに変更。
結論から言うと、手がしびれていたのは俺の乗車姿勢が悪くて体重が無駄に手元にかかっていたせい。振動は関係無かったのですが、この交換はなかなか良かった。ハンドルのついでにステムも試しに10cmから9cmのものに変更したのですが、上体のポジションに余裕ができたのか、随分楽になりました。
そもそも俺、最初に全身測定した時に「手ェ短いですねー(笑)」とか言われてたので(両腕を伸ばした長さが身長より10cmぐらい短かった)、ハンドルを少しだけ手前に持ってきたのは正解だったのでしょう。足に言及されなかったのは優しさゆえではなくて、短くなかったのだと思いたい。
上ハン部がちょっと手前に湾曲しているのも握りやすくて、リラックスした姿勢でのほほんと走る時にも丁度良いです。
■サドル
何だか色々と痺れてばっかなんですが、最初についてきたサドルは股が痺れました。そんで真ん中に穴が空いてるタイプのサドルを探そうと。
これは非常にイイ! 当然ながら会陰部への圧力はなくなるので痺れが消え。その分荷重がかかるであろう坐骨部も微妙な湾曲で俺の尻にはぴったりフィット。見事に荷重が分散されます。その状態に至るまでは何度かの試乗と調整が必要でしたが、今では全く痛みが出ません。
何がいいって、通勤時にレーパン不要なのが最高。着替えの煩わしさゼロ。
よく自分に合うサドルを探すことは「旅」と称されますが、俺はもうずっとこれでいいかも。
旅、超短かった。
■タイヤ
単純に寿命で交換。
RD400を買った時点でこのPro3がついていたので他と比べての良し悪しについては語れないのですが、不満は全くありません。乗り味の評判は良いようですし、カラバリも充実。
フレームのカラーリングに合わせてオレンジが欲しかったというのも選んだ理由のひとつ。前後輪ともオレンジにしたらちょっとタイヤの主張が強すぎたので、前輪は黒を買い足し。前後の色が違って何だかオサレ上級者みたいになってしまった。
チャリだけが。
■サイコン
CATEYEのCC-RD400DWで必要十分、全く問題はなかったのですが、嫁さんのチャリを購入するときにちょっと援助してあげてEdge800を付けたら、その万能ロガーぶりがちょっと羨ましくなってしまって。
ナビはもう持ってるし、欲しいのは走行記録だけなので地図なしのEdge500を購入。
付属のTraining Centerというアプリで、PCにデータを取り込み。速度やケイデンスは勿論、GPSログからルートや標高、心拍計をつけていれば心拍数も記録して時間や距離でプロットできます。
勝手にログが溜まっていくのってワクワクするじゃないですか。
見ての通りでややデカイですが、画面の見やすさや表示情報の多さとトレードオフと考えれば悪くない。性能から考えればコストパフォーマンス的には最高なんじゃないでしょうか。
まあ、これを買う踏ん切りがついちゃった時点で自分の金銭感覚が狂ってしまってるなとは思いますが。
■ライト
このデザイン好きだなあ。
自転車用のライトって、妙に厳ついか妙に安っぽいか妙に奇抜なデザインかのどれかなんですが、そこにこのblinderのリリース。速攻飛びつきましたとも。
コンパクトで高級感のあるアルミのフェイスパネル。高輝度LEDで電池交換不要のUSB充電。knog得意のシリコンゴムで取り付け取り外しも非常に簡単、と言うことなし。
なのですが、正直に言うとこのシリコンゴムが切れました。それも2回。1回目は不良品として交換してもらったんですが、2回目に同じように切れた時点でこれは構造上の問題だと諦めました。
リアは31.6mm径のシートポストに付けてたんですが、乗らないでも勝手に切れてる。2回とも室内で切れたので紛失せずに済んだのだけが救いです。
「blinder 切れた」で検索すると同じ状態の人がチラホラと。ライトとしての性能は本当に満足しているので、しっかり対応して欲しいところです。
■マウント
通常サイコンはステムやハンドルにつけたりするのですが、こいつを使ってほんのちょっとだけ前に出してやると見下ろす首の角度が浅くなってグッと見やすくなるのです。
blinderのフロントライトもここ。マウント部の径は22.2mmなので流石にゴムは切れそうにありません。こうやって安心して取り付けられる場所がある人にはオススメのライトなんですよ、ほんとに。
■ロック
俺、結構腹が弱いのです。基本ロードは道端に駐輪しませんが、どうしても、どうしても腹が痛くて耐えられない緊急時用にある程度の堅牢さと携帯性を持ち合わせたロックが欲しかった。
このmuffinは鋼板を繋ぎあわせたフォールディングタイプのロックなんですが、取り回しがよくて重宝します。というのも一つ一つの鋼板が分厚く短めになっていて、形状に融通がききやすいから。接合部が多いというのは脆さにもつながりますが、その辺はバランスで。円柱状の奇抜な形ですが、収納時に折りたたむのでなくクルクル巻けるので手間がない。
シートポストなどに固定できるブラケットも付属していて携帯性も抜群なんですが、通勤用にリアキャリアを付ける関係で使えなくなってしまいました。
んで、持ち運び方を考えてたら、なんとまあドリンクホルダーにぴったり。
あえてこのサイズにしたのかと思うほどに。ここに入れてたツールボトルはそのままバッグの中に入れてしまおう。
通勤アイテム
■ペダル&反射板
通勤にビンディングシューズはねーだろ、ってことで平日はフラットペダルに付け替えています。
一応SPDペダルも片面フラットのやつなんで普通の靴で踏めるのですが、うっかりビンディング面を踏んでしまうと足裏にゴリッとなかなか不愉快。ビンディングシューズ時のフラット面は街乗りで何かと便利なのですが。
うん。グロッシーグレーのチェーンリングとクランクに銀ピカのペダルが絶望的に合わねぇ。
でもMKSのペダルは評判がいいだけあって、こんな安ペダルでも非常にスムーズに回ります。ベアリングの精度でしょうかね。日本の工業製品って感じでステキ。
余談ですが、このペダルリフレクターみたいな数百円の自転車小物、在庫さえあればヨドバシドットコムが送料無料でネット通販最強だったりします。Amazonはマーケットプレイスで送料の方が高いことが多いし、楽天は言うまでもなし。
■パニアバッグ
できるだけ荷物は背負いたくないので、ロード通勤はこのパニアバッグの入荷待ちでした。
実際は待ちきれずに入荷前から何度かやってるのですが、流石のRACE EXP AIRでも肩のストラップが当たる部分は汗に湿る。やっぱり背負わないに越したことはありません。
で、このパニアバッグはハーネスを取り付けてバックパックのようにも使用できるという代物。普段は自転車に括りつけて、雨の日は背負っていけばいちいち中身を入れ替えて使わなくて済むので楽かなと。意外とデカかったので通勤で背負うには少々大げさな気もしますが。
こいつはオルトリーブのQL3システム対応で、専用のアタッチメントをキャリアに取り付け、そこにワンタッチでバッグを付け外しできるようになっています。
三箇所あるフック部分でアタッチメントの突起部をガッチリキャッチしてロック。外すときは上に引っ張るだけ。このVarioは一世代前のQL2システムのモデルもありますが、固定用のパーツが全てバッグ側についているため、体にあたって痛いという理由で改良されたようです。
ただQL3は専用アタッチメントが日本だと4400円と無駄に高いのね(当然1つは付属してます)。ユーロ圏では税込でも1500円しないということを考えると、代理店さんちょっと乗っけすぎじゃねーの、と思わなくもない。複数台の自転車で使おうとするならばQL2の方が良い面もありそうです。
■リアキャリア
パニアバッグを付けるならリアキャリアが必要。とはいえ、週末ライドでは絶対に余計なモン付けたくないから脱着簡単なシートポストに付けるタイプ、それも工具不要のクイックリリースであることが必須。
そう考えるとほぼ一択でした。これ以外のクイックリリース式リアキャリアって、異様に安いノンブランドの奴しか見当たらない。走行中に下手にズレたら命に関わるし、実績あるメーカーのにしました。見た目はモッサリしてて全然好みじゃないんですがね。
QL3のアタッチメントを付けて。
折角なのでちぎれたblinderもピンバイスで穴をあけて100円ショップの結束バンドで括りつけました。充電の時はハサミでチョキンと。
まとめ
以上で通勤仕様バイクの出来上がり。
結構信号待ちもあるのでドアtoドアで45分ってとこでしょうか。電車だと徒歩と乗り換え待ち含めて1時間位なので自転車通勤のメリットを謳えますね。
ロードで通勤しようと思ったのは、職場の近くにセキュリティの高い駐輪場を確保できたから。いちいちペダルやらキャリアやら付け外ししないで良いぶんクロスのほうが楽なところも多いんですが、ロードに乗る時間を増やしたかったんですよね。
トレーニングと言っては大げさですが、楽に自転車に乗り続けられる体を作るにはやっぱり多くの距離を乗るしか無いわけで。折角盗難の心配が無いのだからロードに乗らない手はないなと。
自転車通勤を始めてからというもの、今まで以上に国道を通ることが多くなったのですが、朝晩の通勤時間帯は結構走りやすいですね。大きな道は路肩も広いし、雨が降った後の水はけが良い所が多い。朝は左端の車線がバス専用になっていたりするので暴走車両がスレスレをカッ飛んでいくこともないし、夜の街中はどうせ信号で詰まるからやはりスピードを出す車は少ない。(道によりますが。海岸通りは朝も夜も超怖い)
そう考えると、下手に裏道を選ぶよりも信号の多い大通りの方が安全だし早いように思います。いくら信号が多くてもうまくスピードを加減すれば引っかかる回数は大幅に減らせますし、裏道は逆に信号の無い交差点で毎度毎度スピードを緩めて左右の確認が必要になるから却って気を使います。
それに都内のメインストリートは走ってて楽しいですしね。例えば今の銀座通りなら毎朝開店前のアップルストアの前にiPhone5を求める行列ができてるのを見てお祭り感を感じられるし、夜のみっちり詰まったタクシーの横をスイスイ抜けていけるのは快適。不幸にも仕事が長引いて帰宅が真夜中になってしまっても、車の少ない大通りを走れるのは最高に気分が良いものです。
あとは路駐車両に10円キズを付けてもいい法律とか出来ればいいんですけど。