レイモンド (1) (ドラゴンコミックス 56-5)レイモンド (1) (ドラゴンコミックス 56-5)
著者:田丸 浩史
販売元:富士見書房
発売日:2007-03-01
おすすめ度:5.0


 机の引き出しから突然現れたレイモンドは未来の世界の海兵型ロボット。いずれ未来の世界で要人を出産することになる倉橋瑞希を護衛するためやってきた。四次元ファスナーから未来のふしぎ道具を出しては瑞希を助けてくれるゆかいな友達 I'll be back.

 えー。手垢にまみれた設定ですのでいちいちツッコミません。

黒人海兵型
レイモンドさん
 ぐだぐだな展開のギャグ漫画を欠かせたら田丸浩史は天下一品。単行本内の対談ページで元担当編集者が「生活感のあるバカ話がバツグン」と書いていますが、まさに的を射ています。

 要するに田丸浩史のギャグはどーしよーもないのだ。某未来の世界の青いネコ型ロボット漫画(以下、「ドラえもん」)と同様にメインキャラクターに小学生を持ってきたことでそれが輝いています。

「山添ー ボールは見つか… うわ うんこ踏んでる!!?
「だっ大丈夫っ バリヤーしてたからセーフ!!」
「なっなあんだ そっかー ならギリギリでセーフ…」

みちゃ
「あ」

「踏んだ!! 西村バリアーせずにうんこ踏んだ!!」
「ちっちがっ さっき見てないとこでバリヤーしたもん!!」

バリヤー!
ひどすぎる

 まさにリアル小学生。コロコロコミックなんかの小学生向け漫画では逆に描かれないであろうリアリティ溢れる程度の低さです。いい年した大人としては「しあわせももりんご」と別の意味で知人に薦められません。

空を自由に飛びたいな
空を自由に飛びたいな

 オチは言うまでもなく。

 序盤こそ真面目に(?)ドラえもんパロディ的なこともしているのですが、2巻目あたりからはもうどうでも良くなって日常のバカ話に終始する有様。コメツキムシをペクッと折って飛ばして遊ぶだけで1話が終わる。

 田丸浩史の漫画って、日記漫画の「最近のヒロシ。」まで含めて中身はどれ読んでも一緒なんですけども、ただ頭の悪い話に終わらないのが作家の実力。キレのあるセリフ選びの妙というもの。

出…産……?
出…産……?

 ごめん、やっぱただ頭の悪い話かも。

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