ロードバイクに乗るのならば、アイウェアは早いうちに入手しておいたほうが良いでしょう。

 逆光でも眩しくないように。目が乾燥しないように。これらの目的も勿論あるのですが、何より虫が怖い。

 のどかな田園風景のサイクリングロード上流を気分良く走っているとしばしば遭遇する羽虫の大群。高速移動中目に入ってしまうことの危険性は言わずもがなでしょう。相対速度30km/h以上で突っ込んで来るカナブン等、甲虫の類はもはや弾丸。体に当たるだけで相当痛いのに、万一目に当たりでもしたら。

 当たり前ですが、スポーツ用アイウェアはどれを選んでも如何にもスポーツやってますというデザイン。俺はそこまで気合の入っている自転車乗りではないし、元々メガネをかけていることもあってなかなか手が出なかったのですが、使い出すとやっぱり専用品ってのは快適なのです。

 目の周りを大きく覆うようなレンズは視野が広い。高速移動するにあたり、視界が制限されないというのは何よりも安全性を高めます。

 また、顔の局面に沿うようにデザインされているのでゴミや虫の入り込む隙間がありません。普通のメガネだと直撃は避けられるものの、内側に羽虫が入り込んでくることは多々あるので。

 この手のアイウェアは曲面デザインのせいで度付きレンズを入れると結構高くついてしまうのが辛いところ。それゆえ購入は迷いましたが、本当に買ってよかったと思います。