カテゴリ: サイクルベース俺



 これまで書き散らしてきた自転車モノに関する所感をまとめました。

 分類はサイクルベース名無しを参考に、当ブログの「カテゴリ:自転車」記事から抜粋のほか、これまで記事にしていないもの、これから買うものについても随時追加していく予定。

 大項目は以下の通り。

   ■パーツ
   ■アクセサリ
   ■ウェア
   ■バッグ・ツーリングギア
   ■消耗品
   ■工具
   ■その他

 細かい分類はサイドバーのタグクラウドに。買った当時と印象が変わっているものについては書き換えます。

 とりあえず既にブログに書いてあった奴だけまとめて公開。したらエントリ数60超えてた。幾ら使ったか考えたくもないなこれ。

 ※更新日時を利用して整理しているため、各エントリの更新は2001年扱いになっています。購入日やエントリ投稿日とは無関係です。

(2013/03/06 追記)
 このやり方はめんどくさくて更新意欲を著しく削ぐのでやめました。以降も2001年に突っ込んでいきますが、順番は適当です。小カテゴリでまとめて見たいときはタグクラウド使えば十分ですね。

 全部カタカナなのが正式名称。TIOGAのコクーンと同じで、前輪だけ外すタイプです。

 同じようなものを持っているのに買った理由は、袋の閉じ方。コクーンがバイク下方からジッパーを閉じるのに対し、このモンベルのバッグは上からかぶせて下をドローコードで引き絞るだけなんですね。

 使ってみるとわかりますが、これが楽なんですよ。バイクを置いたまま袋を閉じるところまでできるから。コクーンのジッパーはバイクの下を通るから持ち上げながら閉じないといけないし、きちんと入っていないとジッパーが左右合わさらないから閉じない。

 それ自体は大した手間ではないんですが、風が強いと袋が煽られるんで、片手でバイク押さえながら袋かぶせて閉じるってのは相当慣れがいるんですよ。コクーンは後輪のところだけジッパーを開けて転がせる、というのも一つの売りにはなってますが、俺使わないし。


 ちっちゃいポケットがついていて、引き出して留めたドローコードをしまえます。最初どこにあるのか分かんなかった。

 あと、コンパクトリンコウバッグはコンパクトというだけあって、丸めるとボトルケージに入るぐらいに小さくなります。俺はツールボトルで塞がっちゃってるんで結局バックパックに入れるんですが、それを魅力に感じる人もいるでしょう。

 一方ショルダーストラップは普通の折り返して留めるタイプのバックルです(こういうの)。ここはコクーンの方がよく考えられていて、端っこがループになった2つのストラップをぐるっと車体に巻きつけてジョイント(こういうの)で繋げるようになっています。

 読むだけじゃよく分かんないと思いますが、コクーンは細かい作業が要らないので、真冬で手がかじかんでたりする時には楽だろね、って程度です。

 つーことで俺は袋はモンベル、ストラップはコクーンと組み合わせて「ぼくの考えたさいきょうの輪行袋」として使用しております。 

 blinderの1LEDバージョン。当然4LEDよりも光量は落ちますが、その分サイズダウンしてよりスマートになっています。


 2回もゴムが切れたにもかかわらず、俺はすっかりblinder信者です。利便性もさることながら、やはりデザインが群を抜いています。気づけば我が家にはblinderシリーズが6個もあるという有様。

 元々かなり眩しいぐらいなので、自動車や歩行者に対して位置を示す目的としてはこれで十分。真っ暗闇を走るための前照灯としてはちょっと弱い。そういう時はGENTOSの閃なんかも併用するといいんじゃないでしょうか。

 お気に入りはスカルのリア用レッドLEDバージョン。


 なんともキュートでございます。

 どうも国によって販売モデルが違うようで、日本ではこのリア用スカルは売っていません。

wiggleで買えますんで、普段利用している人なら送料調整としては手頃かも。うちはあと1~2個は増えてしまうかも。そんなにいらないのに。

■グリップ
 Link N8のシフターと同時に交換。シフター交換はバーエンドの取り付け幅を確保する目的もありましたから、迷わずエルゴンで。

 エルゴンのグリップは初めて使ったんですが、良いですねーコレ。コンフォートというと柔らかくて衝撃を吸収してくれるようなものを想像するのですが、こいつは普通に硬いゴムです。そして端に向かうに従って薄く手前に広がった形。これが実に手に馴染む。

 握るんじゃなくって、手を置く。手相で言うところの生命線から小指の付け根にかけて、上半身の体重を乗せちゃう。ダラダラゆっくり走るには最高です。

 なるほど、これはある程度硬くないと駄目だわ。柔いと支えにならない。



 シフターと合わせてこんな感じ。なかなか様になってるじゃないですか。

 Tern Link N8に取り付け。Link N8は完全に街中用のつもりでいるので、コンビニとか自販機で飲み物を買うイメージ。ゆえにペットボトル用のを。

 ミノウラのは頭が丸くなっているのが格好悪いのでBikeguyのを買いました。手持ちのTopeakを使わなかったのも同じ理由。見た目重要。


 何となくボルトもカラーに。STRATOSのブルー/オレンジのコントラストが印象的だったのでブルーにしてみました。

 最初に自転車を買ったときは実利を取ってTopeakのを買いましたが、やっぱ格好悪いんですよねえ。何がってロゴが。しかも自信満々にバッジにして埋め込んでる辺りが。あれ何とかならないんだろうか。便利なだけに。

 ちなみに簡単に潰せるペラペラのペットボトルだと振動で横から抜けたりするので注意。

 Link N8の変速は前後にガチャガチャ回すグリップシフト仕様。変速自体にに不便はないのですが、幅を食うので右手を置く場所が少なくなるのがやや不満。バーエンドをつけるにも一旦グリップを外して切るなり交換するなり必要なので、いっそのことシフターも換えちまえと購入。

 シマノの8スピード用シフター。変速はリアだけなので、右側だけ。あんまりバラ売りしているところがなかったので、大した選択の余地もなく楽天で購入しました。気を抜くとスパム祭りになるからあんまり使いたくないんですけどね。

 これまで色々自転車をいじってきましたが、駆動系の部品交換は今回初めて。といってもアウターケーブルはそのままなので、元々ついてるシフターとワイヤーを引っこ抜いて挿し換えるだけ。特に失敗もなくできました。

 ワイヤーを引っ張ると軽いギア、緩めるとバネで重いギアへ。8スピード用というのは要するに8枚ギアに対して調度良い幅でワイヤーを引くというだけ。理屈では分かってましたが、実際触ってみると本当にシンプルな仕組みですねえ。

 全部プロに任せるのもいいですが、できるところから少しづつ自分でやるようにすると急速に理解が深まります。幸い今は大抵のことはネットで調べられますし、調整とか失敗したらショップに持ち込めばいいしね。

 ちなみにワイヤーが1日でものすごい初期のびして、変速がめちゃくちゃになりました。説明書にはワイヤー張ってから引っ張れって書いてあったんだけど、Link N8は全面的にアウターケーブルで覆われてるから引っ張る余地がなかったんですよね。

 伸びたとこで再調整して今は問題なしです。快適。

 何だか色々と痺れてばっかなんですが、最初についてきたサドルは股が痺れました。そんで真ん中に穴が空いてるタイプのサドルを探そうと。


 これは非常にイイ! 当然ながら会陰部への圧力はなくなるので痺れが消え。その分荷重がかかるであろう坐骨部も微妙な湾曲で俺の尻にはぴったりフィット。見事に荷重が分散されます。その状態に至るまでは何度かの試乗と調整が必要でしたが、今では全く痛みが出ません。

 何がいいって、通勤時にレーパン不要なのが最高。着替えの煩わしさゼロ。

 よく自分に合うサドルを探すことは「旅」と称されますが、俺はもうずっとこれでいいかも。

 旅、超短かった。

 通勤にビンディングシューズはねーだろ、ってことで平日はフラットペダルに付け替えています。

 一応SPDペダルも片面フラットのやつなんで普通の靴で踏めるのですが、うっかりビンディング面を踏んでしまうと足裏にゴリッとなかなか不愉快。ビンディングシューズ時のフラット面は街乗りで何かと便利なのですが。


 うん。グロッシーグレーのチェーンリングとクランクに銀ピカのペダルが絶望的に合わねぇ。

 でもMKSのペダルは評判がいいだけあって、こんな安ペダルでも非常にスムーズに回ります。ベアリングの精度でしょうかね。日本の工業製品って感じでステキ。

 余談ですが、このペダルリフレクターみたいな数百円の自転車小物、在庫さえあればヨドバシドットコムが送料無料でネット通販最強だったりします。Amazonはマーケットプレイスで送料の方が高いことが多いし、楽天は言うまでもなし。

 ハンドル交換のついでにステム長を10cmから9cmに変更しました。手の痺れに効果があったのはおそらくこちら。

 ハンドルが近づき、上体が微妙に起きることで手への荷重が減ったためかと推察。

 そもそも俺、最初に全身測定した時に「手ェ短いですねー(笑)」とか言われてたので(両腕を伸ばした長さが身長より10cmぐらい短かった)、ハンドルを少しだけ手前に持ってきたのは正解だったのでしょう。足に言及されなかったのは優しさゆえではなくて、短くなかったのだと思いたい。


 白いハンドルに黒いステムというのもなかなか悪くないですね。

 しかし今回はポジションがはまったから良いようなものの、自転車のパーツ交換ってのは本当に沼だわ。ミリ単位の差が乗り心地に大きく影響してくる癖して、試す方法は実際に買って付けてみるしかないって。

 あらゆるパーツを1週間レンタルしてくれる商売って成り立たないもんかね。

 長時間乗ってるとなーんか小指が痺れてくるので手に来る振動を和らげる効果を期待してカーボンハンドルに変更。

 結論から言うと指の痺れはポジションの悪さから手に無駄な体重がかかっていたからで、振動は関係ありませんでした。まあ変える前からショップでもそう言われてたし薄々分かってたんだけどカーボンにしてみたかったんだよ。

 RATIOはショップのおすすめ。クオリティは高く、値段は安い、というお話。初カーボンハンドルですからどれだけのものだか正直わかりませんが。


 アルミからカーボンにした故の劇的な変化は特に感じませんが、上ハン部が手前下方向に若干湾曲していて握りやすい。リラックスしたポジションが取れます。ちんたら走るにも良いですね。

 いつでもハムスター気分が味わえる機械。

 天気が悪くて自転車に乗れない時のストレス解消として買ったんですが、まあストレス解消にはなんねぇわ。前に進まないもん。

 ただ、やっぱりあんまり乗らないでいると覿面に体が鈍る。別に速く走りたくはないのですが、長く、遠くまで乗りたいという願望はあるので鈍りに歯止めを掛ける意味ではあって良かったと思います。しばらく退屈なローラーを回しが続いた後、久々の晴れ間に外に出たときは前に進むだけで感動したもんです。ペダル軽かったなあ。

 絶対コケる心配はないので、正面にテレビとDVDプレイヤーを設置してちんたら回します。

 騒音に関しては、部屋を閉めきっていれば外には漏れないレベルかと。ただ、おもいっきりぶん回した時には結構振動を感じます。ローラー台の精度というよりは、タイヤが真円でないことに起因している様子。ブレーキ時のすり減り等で多少なり存在しているタイヤ上の「面」が細かい振動を生むのだと思われます。それが高速で繰り返されることによりうなりのような低周波を発することになる。

 これは空気を少し抜き気味にすればタイヤのほうが変形するので低減できます。真下に住人が居るような場合には少し工夫をしたほうがいいかも知れませんね。

 単純に寿命で交換。

 RD400を買った時点でこのPro3がついていたので他と比べての良し悪しについては語れないのですが、不満は全くありません。乗り味の評判は良いようですし、カラバリも充実。


 フレームのカラーリングに合わせてオレンジが欲しかったというのも選んだ理由のひとつ。前後輪ともオレンジにしたらちょっとタイヤの主張が強すぎたので、前輪は黒を買い足し。前後の色が違って何だかオサレ上級者みたいになってしまった。


 チャリだけが。

 ちゃんとした自転車用ウェアを買ったのはこれが初めて。この外見ですからどうやっても普段着に転用はできませんが、流石に専用なだけあって色々便利。背中のポケットとか、部分部分で使われている反射素材とか。

 前面は風を通さない素材でできていて、背面は通気性が良く汗が抜けやすい。内側は起毛で暖か。霜が降りてる程度の気温だったらコレとインナー1枚だけでも乗り切れそうな感じ。走ってりゃ体はガンガン発熱するので、風さえ抜けなければそれで保温は十分だったりする。

 まあ、止まると寒くなるんで休憩なしで走る場合に限りますが。つまり自動的に「止まると死ぬ」といった心意気で走り続けられるので便利。

 便利なのか。

 あとインナーはユニクロのヒートテックとか着ると汗が全然乾かずにあっという間に冷えますので、ちゃんとスポーツ用の買ったほうが良いです。

 自転車を趣味にするならまず最初に買っとかなきゃいけない工具。何をやるにもこいつは必要です。

 安いので良いので、自転車屋で売ってるようなちゃんとしたのを買うことをおすすめします。俺も最初は100円ショップの使ってたんですが、ある程度の長さがあると使い勝手が全然違うから。

 これは太さで色分けしてあるタイプ。単色の方が玄人っぽくてカッコいいですが、実を取りました。つっても使うのはほとんど5mmか6mmなんですけどね。たまに4mm。ごく稀に3mm。そんなもん。 

 SPD仕様のシューズ。MTB向けだからといってロードに使っていけない道理はありません。ロングライドのついでにいろいろ見て回るなら歩きやすいシューズの方が良いですからね。

 見た目よりは履き心地重視で。いくつか試着したところ、これは柔らかめでフィット感が良かったので購入。柔らかいというのはつまりペダリングの力が逃げやすいということでもあるのですが、そこまで気にするならそもそもロード用のSPD-SLを選んでます。

 カジュアルなスタイルの紐靴ですが、しっかり漕げるようにギュッと締めるといちいち脱ぎ履きする時に緩めるのが面倒くさいということはあります。かといってベルクロタイプの靴はあんま好きじゃないので悩みどころ。まあ当分はこれで。 


Ultralite リアラック

 自転車通勤を始めるにあたり、荷物を背中に背負うのは嫌だったのでリアキャリアを探しました。

 欲しかったのはごくシンプルなパイプだけのタイプ。LEZYNEのPOWER RACKとかracktimeのfoldit adjustableあたりを探してみたんですが、どこにも全然在庫がないもんで、「獄長」ことWiggleでTor tecのUltraliteリアラックのブラックを購入。


 消去法で選んだキャリアですが、結果としてこれが非常に良かった。安いし軽いし、パイプは必要最小限で見た目の主張は控えめ。

 やっぱロードとクロスの2台あると使い分けが進んできますね。7.5FXは街乗り特化で。

 自転車用ではないんですが、これとBikeguyのライトホルダーさえあればフロントライトは十分じゃないかと思える汎用性。

 100ルーメン、常時点灯と点滅の2パターン。自転車のライトは対向車に位置を示すのがメインの用途ですが、これぐらい明るければ前照灯としてもそこそこ使えます。

 あと俺はやたらと無骨なものが多い自転車ライトのデザインがあんまり好きではないのです。これぐらい控えめだといいよね。「閃」って書いてあるのは格好悪いけど。

 クロスは28c、ロードは23c。パンク対策として必携ですが、俺1年ぐらい乗っててまだパンクしたことないんですよね。だから使い心地については分かりません。

 シュワルベのチューブを選んだのも、単にAmazonで上位に出るからってだけの話。

 これは六本木のTREKストアまで行って買いました。7.5FXはサドルの下にエラストマーが付いててちょっと形状が変わっているので、通販で買って万が一にも付かなかったら嫌だなと思って。


 でも普通にネットで買っても大差なさそう。どうとでも付けられますね、こんなん。結局先っちょぐねってるし。

 中に入れるのは換えのチューブとタイヤレバー、ハンディツール、ロック。こんだけ入れてるとメッセンジャーバッグで肩にかけるの疲れるんで。

 入りきらないことを考えて大きめのをやつを買ったけど少々不恰好。次買うなら必要最小限のサイズがいいですね。

 ■自転車用クレードル 4476円
 車載用クレードルの代わりに自転車用クレードルを同梱したセットがソニーストア限定で売られていますが、場合によってはAmazonで別々に買ったほうが安かったりします。Amazon価格はころころ変わるのでタイミング次第。

 山手線一周の頃には既に買っていたのですが、使ってませんでした。ああいうのは道に迷うのも挑戦のうちだし、気ままに走るのが楽しいところを道案内されちゃあ興醒めじゃないですか。

 じゃあ何に使うのかっつったら、好き勝手に走ったあとの帰り道。もしくは輪行で帰る駅までのルート探し。もう疲れた。もう帰る。って時に道間違えて引き返さなきゃならないことに気付いちゃったりしたら心が折れますので。それがロングロング登り坂だったりした日にはもうね。

 機能はごく普通のカーナビ。とはいえ3万ちょっとで普通のカーナビが買えれば上等なモンですよね。徒歩の手持ちでも使えるコンパクトさだし。

 GPSの感度は良くって、衛星をガッチリ捕まえてくれるという印象。メモリースティックを入れてれば電源ONと同時にGPSロガーにもなるのも良し。

 自転車用のナビモードもあって、サイクリングロードのデータが入ってたり、坂の少ない楽な道を選んでくれるルート探索なんかもあるけれど、どんだけ賢いかはいまいち分からず。まあ俺の用途ならば必要にして十分です。

 スマホで十分じゃねーの、という向きもあるでしょうが、やっぱりバッテリーがネック。GPSログ取りながら地図を参照しつつ走ってたりしたら電力消費がマッハ。2〜3時間ならともかく、それ以上走るならやっぱ専用機が良いですね。帰り道にものすごい勢いで削れていく電池ゲージを見ながら不安な気持ちにはなりたくないので。

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