カテゴリ:読了 > 漫画

ピコピコ少年ピコピコ少年
著者:押切 蓮介
販売元:太田出版
発売日:2009-09-17
おすすめ度:5.0


 ファミコンもメガドラもPCエンジンもひっくるめて、カーチャン達には「ピコピコ」と呼ばれていた時代のお話。ぼくらはゲームに夢中だったんだ。

 駄菓子屋のオンボロ筐体で遊んだファイナルファイト。自作の「秘密基地」に持ち込んで遊んだゲームボーイ。カセットを幾つも買ってもらえた友達の家には毎日のように集まっていたっけ。

 あの頃の思い出は、少年時代のキラキラとしたマスターピース。

 もちろんそんな漫画の訳がねぇ。何が「ぼくら」だ。続きを読む

友達100人できるかな 1 (アフタヌーンKC)友達100人できるかな 1 (アフタヌーンKC)
著者:とよ田 みのる
販売元:講談社
発売日:2009-08-21
おすすめ度:4.5

「直行サンハ地球存続ノタメニ愛ノ存在ヲ立証シテ頂キマス」

出来なかったら人類滅亡
「出来ナかったラ人類滅亡」
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国民クイズ (上巻) (Ohta comics)国民クイズ (上巻) (Ohta comics)
著者:杉元 伶一
販売元:太田出版
発売日:2001-07
おすすめ度:5.0

国民クイズ (下巻) (Ohta comics)国民クイズ (下巻) (Ohta comics)
著者:杉元 伶一
販売元:太田出版
発売日:2001-07
おすすめ度:5.0


 「エッフェル塔が欲しい!」
 「阪神タイガースを優勝させてくれ!」
 「隣の奥さんを殺してちょうだい!」


 どんな突飛な願いでも、クイズに勝てば叶えます。日本国家の威信にかけて。「あなたのための全体主義」、それが    

国民クイズ!!
国民クイズ!!

 あ、ちなみに不合格者はシベリアで強制労働だから。がんばってね。続きを読む

おひっこし―竹易てあし漫画全集 (アフタヌーンKC)おひっこし―竹易てあし漫画全集 (アフタヌーンKC)
著者:沙村 広明
販売元:講談社
発売日:2002-06-21
おすすめ度:5.0


 実は沙村広明の本領はギャグ漫画にあるのではなかろうか。

 沙村広明が竹易てあし名義で描いた作品集。表題作「おひっこし」、「少女漫画家無宿 涙のランチョン日記」、「みどろヶ池に修羅を見た」の3作品。どれもたたみ掛ける様な小ネタ満載のバカコメディ。続きを読む

スペランカー先生 -アイレム発 特撰ふる里4コマ小唄-スペランカー先生 -アイレム発 特撰ふる里4コマ小唄-
著者:アイレムソフトウェア エンジニアリング
販売元:エンターブレイン
発売日:2009-07-01
おすすめ度:2.5


 アイレムの「ふる里4コマ小唄」が単行本化。リンク先に行けば数編を除いてほぼ全部読めるので買う意味ほとんど無いんですが、応援の意味で購入。続きを読む

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKIドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI
著者:林田 球
販売元:小学館
発売日:2002-01
おすすめ度:4.5


 面白いルールを作ってしまえばその作品の半分は成功したようなものだと思うのよ。ルールによる「縛り」を楽しむゲームは勿論のこと、漫画や小説などの物語においてもそうだと思っています。

 「物語におけるルール」の一例を挙げれば、世界を構築するルール。便利な言葉を使えば「世界観」。つまりは社会がどのような基盤の上に成り立ち、登場人物がどんな常識に基づいて行動するかということ。この作品はそっち方面の尖り具合が尋常ではありません。続きを読む

暁の歌-藤田和日郎短編集 2暁の歌-藤田和日郎短編集 2
著者:藤田 和日郎
販売元:小学館
発売日:2004-02-18
おすすめ度:4.5


 繰り返し、ジジイが格好いい作品は名作である、と断言したい。

 この「暁の歌」に収録されている短編はどれも傑作揃いなのですが、「邪眼は月輪に飛ぶ」からのジジイ漫画つながりということで、そのうちの一編、「瞬撃の虚空」を紹介します。続きを読む

邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)
著者:藤田 和日郎
販売元:小学館
発売日:2007-04-27
おすすめ度:4.5


 ジジイが格好いい作品は名作である、と断言したい。

 何故なら老人の格好よさというのはその内面にあるものだから。長い人生で培われてきた経験か、あるいは長い人生で揺らぐことのなかった信念か。そういった人間の内面にある魅力を描けている作品は面白いに決まっているじゃないか。

 「うしおととら」の日崎御角、「からくりサーカス」のルシール・ベルヌイユや梁師匠。格好いい老人を描かせたら右に出るものがいない藤田和日郎が、またしてもしびれるようなジジイを描いた名作です。続きを読む

打姫オバカミーコ (1) (近代麻雀コミックス)打姫オバカミーコ (1) (近代麻雀コミックス)
著者:片山 まさゆき
販売元:竹書房
発売日:2004-11-27
おすすめ度:4.5


 こんな麻雀漫画がずっと前から欲しかった。いやホント参考になるんですこの漫画。

 片山まさゆきといえば言わずと知れた麻雀漫画の大家。麻雀という単一のテーマばかりを扱っているにも関わらずその引き出しは多彩。

 特にキャラクターの個性にそれが顕著に表れていて、「天才/凡人」「理論派/オカルト」「豪運/不運」といった基礎特性に、「攻撃一辺倒」「じっと我慢」「狙い撃ち」「流れを作る」といった独特の打ち筋も加わり、実に様々。

 麻雀は打ち手の性格が出るとよく言いますが、浮き出た性格の中からこれだけの個性をしっかり掬い上げてくるあたりが、長年第一線で麻雀漫画を描き続けている片山まさゆきの実力というものでしょう。続きを読む

flat (1) (BLADE COMICS)flat (1) (BLADE COMICS)
著者:青桐 ナツ
販売元:マッグガーデン
発売日:2008-09-10
おすすめ度:5.0


 靴履いたまま電車の椅子に登る子供。メシ屋で大騒ぎする子供。そういうのを見ると口からレーザーを吐いて親ごと薙ぎ払いたくなります。俺が口からレーザーを吐けない人間で良かったなお前ら。続きを読む

私という猫私という猫
著者:イシデ 電
販売元:幻冬舎コミックス
発売日:2008-07
おすすめ度:4.5


 ジャケ買い。そして大正解。

 俺は猫が好きなもんですから、これまでにも多くの猫漫画を読んできましたが、ここまで野良らしい野良猫を描いた作品にはお目にかかったことがありません。続きを読む

スパイスビーム (ニチブンコミックス)スパイスビーム (ニチブンコミックス)
著者:深谷 陽
販売元:日本文芸社
発売日:2008-02-18
おすすめ度:5.0



 料理がいかに旨そうに見えるかで漫画家の実力が量れる、なんて話を聞いたことがあります。さて、この「スパイスビーム」に見る、作者・深谷陽の実力とは。

カオ・パッ・ガバオ・ガイ
カオ・パッ・ガバオ・ガイ(鶏肉のバジル炒めかけご飯)

ゲーン・ペット・ガイ
ゲーン・ペット・ガイ(鶏肉のレッドカレー)

 読み終わったあと、タイ料理を食いに出かけた俺がいましたよ。続きを読む

レイモンド (1) (ドラゴンコミックス 56-5)レイモンド (1) (ドラゴンコミックス 56-5)
著者:田丸 浩史
販売元:富士見書房
発売日:2007-03-01
おすすめ度:5.0


 机の引き出しから突然現れたレイモンドは未来の世界の海兵型ロボット。いずれ未来の世界で要人を出産することになる倉橋瑞希を護衛するためやってきた。四次元ファスナーから未来のふしぎ道具を出しては瑞希を助けてくれるゆかいな友達 I'll be back.

 えー。手垢にまみれた設定ですのでいちいちツッコミません。

黒人海兵型
レイモンドさん
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しあわせももりんご (1) (FOX comics)しあわせももりんご (1) (FOX comics)
著者:うさくん
販売元:フォックス出版
発売日:2006-05
おすすめ度:5.0


 よく「面白い漫画ない?」なんて聞かれたりしますが、間違いなくドン引きされるので候補に挙げることができないのがこの漫画です。どんな漫画かと言いますと、この1コマで大体説明が付くかと思います。

 いじめを止めながら一喝。

僕のほうがエロいっ
かっこいいなあ
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茄子 (1) (アフタヌーンKC (272))茄子 (1) (アフタヌーンKC (272))
著者:黒田 硫黄
販売元:講談社
発売日:2001-07
おすすめ度:4.5


 livedoor blogに移ってくる前にも紹介したのですが、最近新装版が出たので改めて。久々に読み返したのですが、やっぱり俺はこの漫画が好きすぎる。

 「茄子」をキーワードにしたオムニバス。茄子栽培をする農家のオヤジに始まり、弁当のおかずや夜食が茄子というだけのゆるーい話や、ご禁制である早ものの茄子を求める時代劇、茄子型クリーチャーとの戦いを描いたSFなどエピソードは多岐に渡ります。ロードレースのエピソードは映画化されて「茄子 アンダルシアの夏」として公開されました。続きを読む

嘘喰い(1) (ヤングジャンプコミックス)嘘喰い(1) (ヤングジャンプコミックス)
著者:迫 稔雄
販売元:集英社
発売日:2006-09-19
おすすめ度:5.0



 ヤングジャンプ連載中のギャンブル漫画です。

 同誌連載中の「LIAR GAME」とジャンルは思いっきりかぶっているのですが、TVドラマ化までされた作品を相手取っても全く引けを取らないほどこれが面白い。

 数あるギャンブル漫画の中からこの漫画を際立たせている理由のひとつに「賭郎(かけろう)」という組織の存在があります。賭郎は会員の行うギャンブルを取り仕切り、敗者からはどんな手段を使っても賭けの代償を取り立てる。

 なんと織田信長が本能寺で命を落としたのは戯れに賭けて負けた首を賭郎の初代当主に取り立てられたからなんですね。そんなバカなって話ですが、賭郎という組織はそれだけ長い歴史と権力を持ってるものだと思ってください。続きを読む

ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)
著者:大和田 秀樹
販売元:竹書房
発売日:2008-09-05
おすすめ度:4.5



 日本国総理大臣、小泉ジュンイチローが世界各国の首脳と「外交」という名の麻雀を打(ぶ)つ漫画です。米国大統領と千点あたりF-15イーグル一機の「点F15」勝負をしたり、麻生タロー外務大臣とのコンビ打ちで「金将軍」と戦ったりします。

 国家の頂点に上り詰めるほどの人間は恐るべき豪運を持っていますので、アガリ役は基本的に全員役満です。そんな中、狭い国土に資源もない日本が大国を制するために磨きあげてきたものは何か。続きを読む

聖☆おにいさん(1) (モーニングKC)聖☆おにいさん(1) (モーニングKC)
著者:中村 光
販売元:講談社
発売日:2008-01-23
おすすめ度:4.5



 今一番好きなギャグマンガです。天界からバカンスに来たブッダとイエス(本物)が東京・立川でルームシェアをして生活しているという設定。

 やたら所帯じみたブッダと、「趣味:ブログ更新」のイエス。聖人なのに。続きを読む

光の大社員(1) (アクションコミックス)光の大社員(1) (アクションコミックス)
著者:OYSTER
販売元:双葉社
発売日:2007-11-12
おすすめ度:4.5



 玩具メーカー「アルクメ」を舞台にしたサラリーマン四コマ。

 社員の中の社員、「大社員」を目指す熱血新人の主人公とライバルのクールな同期をはじめ、先輩、上司、社長にいたるまでほぼ全員がボケ役。

 放置系とでも言いましょうか、起承転結ではなくボケたらボケっぱなしのオチがじわじわくる漫画です。四コマなのに集中線を多用していて、勢いだけでブン投げている感じがたまりません。

 そんななんでどちらかというと含み笑いが多いのですが、時々ものすごい破壊力のコマが地雷のように埋まっています。ギャグについて説明するという行為程無粋な事は無いので一コマだけ貼っておきます。
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榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)
著者:榎本 俊二
販売元:秋田書店
発売日:2007-01
おすすめ度:5.0


 この単行本のイントロ漫画で自身が書いているように、榎本俊二というと不条理ネタや下ネタで有名なギャグ漫画家ですが、その文法で描かれた育児エッセイがこんなに面白いとは。続きを読む

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