個人的に自転車通勤に欠かせないのがパニアバッグ。

 同じ時間帯に自転車通勤をしているお仲間を見渡せばほぼ全員バックパックかメッセンジャーバッグなんですが、どうしても体に密着する部分が汗でずたずたになるので、これから仕事するぞって時にはあんまり使いたくないのです。


 俺が愛用しているのがOLTLIEBのVARIOなんですが、これ、オフィス街だと悪目立ちするんですよねぇ。

 付け外しワンタッチのQL3システムをはじめ、機能的には文句ないんですが、こいつの近未来なデザインがどうも良くない。スポーツバイクにくっついてる限りはそりゃもうカッコイイんですが、俺が担いでスーツのおっさんの流れに乗った途端に凄まじい場違い感を醸し始めます。

 デカいし派手だし、君はこれから登山でもするのかい? って感じ。荷が勝ちすぎてるとでも言いましょうか。意味違うけど。

 コゼバッグは自転車用ハンドメイドバッグのブランド。もうちょっと私服にあったパニアはないもんかと検討していたところにちょうどCYCLINGEXのフィードが流れてきて。会社の昼休みにRSS消化してたとこだったんで、そのときはブックマークもなんもせずに頭の隅に留めておいただけだったんですが、後日思い出して検索してみたら、その日が展示受注会の二日目。しかも場所が谷中のよみせ通りって、俺しょっちゅう自転車でフラついてる辺りじゃねーの。

 で、これも何かの縁だろうと最終日に行ってみて、発注して、出来上がったのが写真のバッグ。WEBサイトに掲載されてるのはトートバックタイプのパニアだけで、展示受注会でこんなのもありますよ、と見せてもらったのが紙袋のような折り返しのついたSスタイル。どちらも良かったんですが、ガッチリ閉じられる安心感と、まだあまりその存在を知られていないというプレミア感により、Sスタイルを注文しました。

 客の顔が見えないとダメ、ということで通販はしていないそうなのですが、その分オーダー時は事細かに要望は聞いてもらえて、完全に俺の利用スタイルに最適化されたバッグが出来上がりました。



 VARIOと並べるとかなりコンパクト。キャンバス素材のバッグは大抵の服と違和感なく合わせられます。



 それでいて容量は結構あって、結構かさばる弁当箱THERMOSのフードコンテナ、さらにジャンプを買って入れてもまだまだ余裕。横幅やマチもちょうど良くって、振動で弁当がひっくり返っていることもありません。いざとなったら折返しになっている部分にも物が入りますし、その上には取っ手が付いているのでぶら下げて持ち歩くことも可能。

 手前のベージュ部分はでっかいポケットになっていて、ここには社員証とかポケットティッシュなんかの頻繁に出し入れするものを入れます。左側には縦のステッチが入っていますが、ここでポケットが分断されていて使い分けが可能。デザイン的にもアクセントが効いていて良いですね。



 自転車への取り付けはベルクロ4点でキャリアの水平部分とサイドフレームに。ワンタッチのQL3よりは手間がかかりますが、1分とかかるもんでもないし、アタッチメントいらずで大抵のキャリアに付けられるのも良いところ。

 上の取っ手は自転車への付け外し時に持って支えるのためのもので、元々はベルクロの間にちょろっと付いていたんですが、ベルクロの外側に幅を広げてもらって持って歩けるようにしました。



 さらにサイドにはD環を付けてショルダーストラップをかけられる仕様にしてもらいました。自転車から降りたら肩にかけて歩けるように。D環はポケットの中にあって、ショルダーストラップは外さないでもポケットの中にしまえます。パニアとして使っている時にぶらぶらしてたら危ないからね。



 今更言うまでもありませんが、生地やステッチの色は数種類ある中から好きなように指定出来ます。もちろん俺は自分の愛車の色をイメージしてオーダーしたのですが、思った以上に違和感なくまとまりました。



 んでまあ、これ読んでる方には非常にどうでもいい情報で恐縮なんですが、俺が普段かけているOrgreenの眼鏡とも色を合わせてあるので私的に素敵。自転車に乗らない日でも持ちだして使いたくなる。ていうか使ってる。



 タグがまたいいんですよね。自転車に猫。頭ちょっと隠れてますが。どちらも俺が愛して止まないものです。

 もうね、隅から隅まで俺の要求を満たしていて非常に満足しています。カスタムメイド最高。

 市販のパニアバッグと比べて随分とかわいい外観はスポーティなロードには合わないかもしれないと心配していたんですが、カラーリングを合わせたこともあって、付けてみれば意外としっくりきましたね。

 受注会で展示されていたサンプル品の時点で大分気に入ってしまっており、バッグに合わせてシャレオツなクロモリバイクやミニベロをうっかり買ってしまいかねないとすら思っていたので一安心といったところ。








 あ。