7月にクロスバイクを買ってから、自転車での通算移動距離が1400kmになりました。平均すると大体1日に10kmぐらい。


 最近すっかり寒くなってきましたが、相変わらず週末はチャリを乗り回しています。午前中に2~3時間ぐらい乗って、午後は別のことをするという生活。

 購入当初は冬の寒さに心折れないかという懸念があったのですが、防寒をしっかりしてれば全然問題なさそう。

 むしろこれから真冬に向けての防寒グッズの吟味が楽しくて。沼だなこれは。


前のエントリから増えたもの。

防寒

■ウインドブレークジャージ 9800円
 ちゃんとした自転車用ウェアを買うのはこれが初めて。この外見ですからどうやっても普段着に転用はできませんが、流石に専用なだけあって色々便利。背中のポケットとか、部分部分で使われている反射素材とか。

 前面は風を通さない素材でできていて、背面は通気性が良く汗が抜けやすい。内側は起毛で暖か。霜が降りてる程度の気温だったらコレとユニクロのヒートテックだけでも乗り切れそうな感じ。走ってりゃ体はガンガン発熱するので、風さえ抜けなければそれで保温は十分だったりする。

 まあ、止まると寒くなるんで休憩なしで走る場合に限りますが。ユニクロのヒートテックは汗が全然乾かないのであっという間に冷えるのよ。

 つまり自動的に「止まると死ぬ」といった心意気で走り続けられるので便利。

 便利なのか。

 せめてインナーはスポーツ用のちゃんとしたのを買おうと思う。


■ウインドブレークタイツ 3980円
 こちらも前面ウインドブレークのタイツ。いや良いわこれ。全然寒くない。入っているパッドも前に買った同社のインナーパンツと比べてしっかりしていて、尻が痛くならない。

 他社の同製品と比べたら全くの安物ではあるんですが、そもそも良いものを使ったことがない立場から言うと、これで十分なんじゃねーの? と思ってしまいます。ひょっとして上の方もこれで良かったんじゃないだろうか。

 まあ全身真っ黒になっちゃうのも味気ないのでこれはこれで良いんだけれど。


■グローブ 7980円


 冬用グローブ。introのstinger3。

 店で実際に色々試してみて、一番しっくり来たやつを。暖かいけどハンドルのグリップ感はしっかりあって、レバー操作の妨げにもならないのが良い感じ。cyclowiredの記事を見ても評判はよさそう。

 新興メーカーのせいかネットで取り扱ってる店は少なくて、Amazonや楽天では買えませんが、どうせサイズを合わせなきゃいけないわけだし実店舗で試してみればいいと思います。そもそも俺レベルでは手袋に7980円ってのは勇気がいるので、実物見ずには買えないわ。


■ライダースパーカー 1995円
 自転車用ではないんですけども。

 左右折り重ねてジッパーを閉じる作りになっているので、胸の前の生地が2重になってて風に強い。クロスで街乗りする時にガチの自転車ウェアを着ていたら変なのでこういうので。普段着にもできるし、値段の割に作りも悪くなくて気に入ってます。

 自転車に良さげな普通の服を誰かまとめてくんないかなあ。rin projectとかnarifuriなんかもモノは良いんでしょうが、高いから。


小物

■ベル 880円
 自転車にベルが付いているのは道交法でそう決められているからですが、これ、車のクラクションと一緒でむやみに鳴らしちゃいけないんですよね。

 歩道で歩行者が邪魔だからといってベルを鳴らしちゃいけません。そもそも歩道は歩行者のための道なので、「自転車通行可」の歩道であったとしても自転車は「すいません、私なんかが通行させてもらってホントすいません」というぐらいの気持ちで走らなきゃいけないんです。本当は。

 時々歩道でベルをギャンギャン鳴らして歩行者を蹴散らしてるオバハンを見ます。死ねとは言いませんが、誰もいない道でしたたかにコケて欲しいとは常々念じています。

 とは言え昨今話題になっているように、いきなり全ての自転車に車道を走れというのも現実的ではなくて、環境が整備されるまでの間は歩道内での共存が必要です。

 「きづきベル」は歩行者と自転車の譲り合いを誘発する思いやりアイテム。見ての通りのカウベルなんですが、ハンドルとかサドル下に吊っておくと自転車の振動を拾って鳴ります。

 この鳴り具合が実に見事で、舗装路を普通に走ってる分には全く鳴らない。ちょっとした段差を超えたりすると鳴る。だから歩道を走ってると時々勝手に鳴る。

 「勝手に」というところがポイントで、運転者の意志によらずにランダム音として鳴るわけです。そうすると歩行者は車のエンジン音に反応するように、接近する自転車の存在に気づいてくれる。

 音自体は風鈴のような優しい音ですし、鳴り方に意志を込めていないことは分かるので、歩行者を嫌な気分にさせることなく気づいてもらえます。勿論道を開けてもらったら「すみません」「ありがとうございます」など一声かけるのを忘れずに。

 砂利道を走るとうるさくて死ぬる。


■心拍計 19125円
 腕時計はアナログ・革バンド派なのですが、スポーツ用の防水かつデジタル表示のやつを探して辿り着いたのがこれ。時計表示にするとバカでかいデジタル表示だけが盤面にドンと。このシンプルさは嫌いじゃないです。

 ウレタン製のバンドは全体に肉抜きのように穴があいていて、デザインと共にベルト穴の役目も果たします。俺は腕が細いのでずり落ちない程度に締められるのは重宝します。もっと締めれば自転車のハンドルにも固定が可能。というかそのためにこんなデザインなのかも知んない。

 2万円程度と、時計としてはお手頃価格ながら心拍計までついています。エクササイズとして自転車に乗るならあった方がいいでしょうね。俺は今んところは要りませんけども、いずれ真面目にトレーニングがしたくなったら役に立つかも知れません。

 真面目にトレーニングか。ないな。うん。


■マジックバンド 391円
 今回一番の掘り出し物だと思っているのがこれ。

 面ファスナー、いわゆるマジックテープとかベルクロとか呼ばれる類のものですが、それのオスメスが表裏一体になっているテープです。サンワサプライ製品ということで、本来はケーブル類を束ねるための商品なんですが、「何でも固定できるバンド」としての応用範囲が非常に広い。

 荷物の運搬はスポーツバイクにとって常に課題となるわけですが、ちょっとした小物程度ならこれでハンドルやトップチューブに括っちゃえばいいのです。長く切って接合面を広く取れば、固定力も相当なもん。2重3重に巻けばちょっとやそっとの振動で外れる気はしません。

 例えば、個包装でハイカロリー、ビスケット部からは塩まで取れる、と俺が個人的に秋冬最強だと思っている補給食のアルフォート(夏は溶ける)ですが、ポケットに入れとくと体温で溶けちゃうんですよね。


 で、こんな感じに束ねといて。


 トップチューブに括るなど。豪華アルフォート仕様ロードバイクの完成。

 しょーもない例を挙げましたが。それだけのためにバッグ担ぐのも馬鹿馬鹿しい、って時に何かと重宝します。

 普通にありそうなシチュエーションとしては鍵の持ち運びとかですかね。U字ロックを吊るしたり。ホルダーを使ってスマホをナビ代わりにしている人はUSB出力のモバイルバッテリーを一緒に固定しとくと便利そう。

 どうとでも応用して使えそうな道具って心が踊るわー。



 自転車に乗り始めて4ヶ月程経ちますが、色んな楽しみ方があるもんです。

 乗って前に進むことを楽しむ。道や場所を楽しむ。アクセサリを足したり、パーツを交換したりするカスタムの楽しみや、それらにパッと散財してしまう事自体もまた危険な楽しみ。

 それに加えて最近は「工夫する楽しみ」ってのが生まれてきました。

 自転車でやりたいことが増えるにつれて、不便な点、足りない点が見えてくる。都合のいいアクセサリもない。

 それをどうにかして解消してやろうと考える。あれこれ試行錯誤して、解決策を見つけて、ちょっと便利になる。それが非常に楽しくて嬉しい。

 やりたい事があるのなら、そのためのトライ&エラーは楽しいものなんですよね。上のマジックバンドを見つけて使ったときは便利すぎて脳汁出たわ。別にアルフォートを固定したくて堪らなかった訳ではないですが。

 最近じゃ雑貨を見ると「これチャリに使えないかな……」って考えるようになってる。物の見え方にチャリフィルターがかかってるというか。おかげで100円ショップが何だか楽しい。

 主客転倒しつつありますが、これも自転車の楽しさと言っていいんでしょうか。乗らないでも楽しめるって、本当に面白いな自転車は。