2009年04月13日
Demon's Souls(デモンズソウル)販売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
発売日:2009-02-05
おすすめ度:
Amazonのカスタマーレビュー数(現在、発売2ヶ月余りで472件)を見てもらえば分かると思いますが、濃いゲーマーの間ですさまじい反響を呼んでいるPS3のアクションRPGです。俺はまだ始めて15時間ってところなのですが、成る程、これは良さを伝えたくなるゲームなのです。
あらゆるユーザーレビューに共通しているのは「死にゲー」であるということ。ザコ敵2体を同時に相手にするだけでボコられがちなゲームバランス。にも関わらず、角を曲がれば死角から敵が不意打ちしてきたり、狭い一本道に大量の敵を配置してみたり。
細いつり橋(当然のように敵がいる)から足を滑らせれば即死するし、燃やされるわ落とされるわ轢きつぶされるわの初見殺しトラップがそこかしこに仕掛けられています。それはもうえげつない程に。死んだらマップのスタート地点からやり直し。死んで死んで死んで死んで攻略法を見出すタイプのゲームです。
理不尽な死に方にコントローラーを投げ出したくなるのか、今度こそはともう一度チャレンジしたくなるのか。このゲームは後者でした。アクションゲームとしての形式こそ全く違いますが、「大魔界村」「超魔界村」あたりを思い出させる、そんな「絶妙な理不尽さ」です。
まず、アクションが軽快であること。これが大前提。操作性の悪さやひどいカメラワークに殺された、とは思わせないしっかりした作りです。
最初に死ぬのは敵や罠の卑怯さのせい。でも、知っていれば対応できる類の卑怯さなのです。つまり、次のプレイでは高い確率で先に進むことができるわけですね。その攻略してるぜー、という実感が繰り返し繰り返しプレーする原動力になります。
逆に同じところで何度も死ぬのは知ってて対応できなかった自分のせい。それでも「次はいける」と思えるいいバランスです。だからこそ何度もリプレイする気になる。操作性の悪さに殺された、と感じてしまったらこうはいきません。
地味なダークファンタジー世界は初見殺しがみっしり詰まったビックリ箱。常にハラハラしながら世界を探索し、驚愕と共に殺される。すぐに復活して再度トライ。病み付きになるループです。
PS3の美麗なグラフィックによる演出も素晴らしい。突然巨大なドラゴンが飛んできて敵ごと焼かれたときには見事すぎて笑えたわ。本気で罠に驚いて、本気で敵から逃げ惑う。ゲームはグラフィックが全てではないですが、リアルでダイナミックな演出により、この心臓に悪い感じが増幅されているのは間違いないです。
オンラインアップデートや続編があるのならば改善して欲しい点としては、敵の死体の軽さ。倒れている死体にぶつかるとコロコロ転がっていってしまうのです。活き活きと卑怯な待ち伏せをしていた敵が、死体になったとたん風船人形のようになってしまうのが物凄い違和感。
それと、オンラインにおける他プレイヤーのメッセージ。ゲームに関するアドバイス(嘘含む。「一歩踏み出してみよう」で転落死したときは笑った)はいいとして、「苦しいです。評価してください」は鬱陶しい上に世界観をぶち壊しにする完全な蛇足だと思います。どうせテンプレートでしかメッセージが書けないのだから、特定のメッセージをフィルタリングして非表示にできるようになってくれると嬉しいですね。
最後にこのゲームの死にまくりぶりが良く分かる動画があったので貼っておきます。動画が暗すぎて分かりにくいと思いますが、いかに軽快に操作できて、いかに軽快に死ねるのかという雰囲気は分かると思います。(実際のゲームはこんなに暗くないです)
マゾゲー扱いされてますが、昔の良アクションの多くはこんな感じだったように思います。懐古趣味的な意味ではない、昔のゲームの「良かった部分」。それを最新の技術でパッケージングして、現在の洗練されたインターフェイスで提供したらこうなりました。そんな感じのゲームです。
死んでも死んでも死んでもコンティニューしてゲームを続け、強敵を倒して思わず一人で声を上げる。いつの時代のゲームでもいいです。そんな経験のある人にはおすすめします。
こんなに「死」とか「殺」とか書いたのは初めてです。
細いつり橋(当然のように敵がいる)から足を滑らせれば即死するし、燃やされるわ落とされるわ轢きつぶされるわの初見殺しトラップがそこかしこに仕掛けられています。それはもうえげつない程に。死んだらマップのスタート地点からやり直し。死んで死んで死んで死んで攻略法を見出すタイプのゲームです。
理不尽な死に方にコントローラーを投げ出したくなるのか、今度こそはともう一度チャレンジしたくなるのか。このゲームは後者でした。アクションゲームとしての形式こそ全く違いますが、「大魔界村」「超魔界村」あたりを思い出させる、そんな「絶妙な理不尽さ」です。
まず、アクションが軽快であること。これが大前提。操作性の悪さやひどいカメラワークに殺された、とは思わせないしっかりした作りです。
最初に死ぬのは敵や罠の卑怯さのせい。でも、知っていれば対応できる類の卑怯さなのです。つまり、次のプレイでは高い確率で先に進むことができるわけですね。その攻略してるぜー、という実感が繰り返し繰り返しプレーする原動力になります。
逆に同じところで何度も死ぬのは知ってて対応できなかった自分のせい。それでも「次はいける」と思えるいいバランスです。だからこそ何度もリプレイする気になる。操作性の悪さに殺された、と感じてしまったらこうはいきません。
地味なダークファンタジー世界は初見殺しがみっしり詰まったビックリ箱。常にハラハラしながら世界を探索し、驚愕と共に殺される。すぐに復活して再度トライ。病み付きになるループです。
PS3の美麗なグラフィックによる演出も素晴らしい。突然巨大なドラゴンが飛んできて敵ごと焼かれたときには見事すぎて笑えたわ。本気で罠に驚いて、本気で敵から逃げ惑う。ゲームはグラフィックが全てではないですが、リアルでダイナミックな演出により、この心臓に悪い感じが増幅されているのは間違いないです。
オンラインアップデートや続編があるのならば改善して欲しい点としては、敵の死体の軽さ。倒れている死体にぶつかるとコロコロ転がっていってしまうのです。活き活きと卑怯な待ち伏せをしていた敵が、死体になったとたん風船人形のようになってしまうのが物凄い違和感。
それと、オンラインにおける他プレイヤーのメッセージ。ゲームに関するアドバイス(嘘含む。「一歩踏み出してみよう」で転落死したときは笑った)はいいとして、「苦しいです。評価してください」は鬱陶しい上に世界観をぶち壊しにする完全な蛇足だと思います。どうせテンプレートでしかメッセージが書けないのだから、特定のメッセージをフィルタリングして非表示にできるようになってくれると嬉しいですね。
最後にこのゲームの死にまくりぶりが良く分かる動画があったので貼っておきます。動画が暗すぎて分かりにくいと思いますが、いかに軽快に操作できて、いかに軽快に死ねるのかという雰囲気は分かると思います。(実際のゲームはこんなに暗くないです)
マゾゲー扱いされてますが、昔の良アクションの多くはこんな感じだったように思います。懐古趣味的な意味ではない、昔のゲームの「良かった部分」。それを最新の技術でパッケージングして、現在の洗練されたインターフェイスで提供したらこうなりました。そんな感じのゲームです。
死んでも死んでも死んでもコンティニューしてゲームを続け、強敵を倒して思わず一人で声を上げる。いつの時代のゲームでもいいです。そんな経験のある人にはおすすめします。
こんなに「死」とか「殺」とか書いたのは初めてです。























