2006年05月07日
small planetDESIGN QUARTERLYという雑誌で特集されていたのが気になっていたので本城直季「small planet」展を観に行って買ってきました。
大判カメラのアオリという技法を使って実際の風景をわざと嘘くさく撮るというのが本城直季の手法です。
高いところから俯瞰で撮った風景の一部分だけにフォーカスをあわせ、色の彩度を高めにする。そうすると途端に風景がニセモノっぽくなる。具体的にいうと物凄く良く出来たミニチュアを間近で撮っているように見えるんだな。こりゃー楽しいわ。
写真ってのは瞬間を切り取るもんだから、いかに被写体のライブ感を表現するかに写真家は心血を注いでいるんだと思うのですが、それをあえて皆殺しにすることで全く別の世界を造り出す。
うん。「作る」「創る」じゃなくて「造る」というのが一番しっくりくる。本城直季の手にかかるとカメラはミニチュアワールド製造機と化すわけだ。
「ミニチュアっぽいリアルワールド」ではなく「異常なまでに精巧に作られたミニチュア」と思いつつ眺める。「流れるプール」とか「工事現場」とか「東京駅」とか。「すげー! こんなの作っちゃう人いるんだ!」と意図的に勘違いしてみる。
でもよく考えたらそもそもの被写体からして人工物なんだよな。リアルサイズでそれが有ること自体が凄いんだと気づく。俺はこのミニチュアワールドに生息するミニチュア人。
と、ここまで書いてドラえもんの1エピソードを思い出した。「一度道の真ん中で眠ってみたかった」ってやつ。そんな感じで、見ていると「小さい街で何をする?」という妄想がもたげてくる。真っ先に考えたのは「『りっぱな王蟲』が現れて街を破壊する」でしたが。駄目だ俺。
写真ってのは瞬間を切り取るもんだから、いかに被写体のライブ感を表現するかに写真家は心血を注いでいるんだと思うのですが、それをあえて皆殺しにすることで全く別の世界を造り出す。
うん。「作る」「創る」じゃなくて「造る」というのが一番しっくりくる。本城直季の手にかかるとカメラはミニチュアワールド製造機と化すわけだ。
「ミニチュアっぽいリアルワールド」ではなく「異常なまでに精巧に作られたミニチュア」と思いつつ眺める。「流れるプール」とか「工事現場」とか「東京駅」とか。「すげー! こんなの作っちゃう人いるんだ!」と意図的に勘違いしてみる。
でもよく考えたらそもそもの被写体からして人工物なんだよな。リアルサイズでそれが有ること自体が凄いんだと気づく。俺はこのミニチュアワールドに生息するミニチュア人。
と、ここまで書いてドラえもんの1エピソードを思い出した。「一度道の真ん中で眠ってみたかった」ってやつ。そんな感じで、見ていると「小さい街で何をする?」という妄想がもたげてくる。真っ先に考えたのは「『りっぱな王蟲』が現れて街を破壊する」でしたが。駄目だ俺。























